歯列矯正体験談・費用は?期間は?
昨今、歯列矯正をする人が増えて、金額も昔に比べると安価で出来るようになってきています。
今回の記事は、私の体験談を踏まえた、歯列矯正について書きます。
この記事がこれから矯正を始める方、矯正を考えている方の参考になればと思います!
目次
歯列矯正を始めた理由
私が、矯正を始めた理由は遡ること、
十数年前‥
親に「あんた、すきっ歯やなぁ」の一言
当時子供の僕はそれがきっかけで、
自分がすきっ歯であることを自覚しました。
そして、歯並びに対するコンプレックスは年々増していきました。
しかし、片親で働いてくれていた母親に、とてもじゃありませんが、矯正をしたいなんて言えませんでした。。
(矯正は治療方法や期間によっても変わりますが、平均すると100万円程度かかります。)
「大人になって、稼いだお金で歯の矯正するんや!」
子供ながらに、私はそう心に誓いました。
そして社会人になり貯金が100万円貯まったある日、ついに決心しました。
「よしっ!ついに歯列矯正で、この歯並びを治すときがきたで!!」
お世話になっている歯医者に相談に行き、まずは親知らずを抜くことを勧められました。
親知らずは抜いた方が良いのか?
結論から言うと人によって違います。
僕は歯医者の先生に言われた直後、親知らずは全て抜きました。めちゃくちゃ痛かったです。
抜いた方がいい状態
・親知らずが真っ直ぐに生えていない。上下噛み合っていない。
・親知らずにむし歯や歯周病の進行が確認できる。
・腫れや痛みがある。
抜かなくてもいい状態
・親知らずがまっすぐ生えていて上下の噛み合わせが良い。
・歯茎が覆いかぶさっていなくて、歯磨きに苦労しない。
また、親知らずが完全に骨の中に埋もれていて、隣の歯に痛みがない場合は無理に抜歯を行わないことが多いです。
親知らずを抜くメリット
口臭予防、虫歯のリスクが下がる
親知らずは横向きや斜めに生えたりすると、その下に食べカスが入り込みます。
また奥に生えていることもあり、歯磨きの際に磨き残しが多くなりやすいです。食べカスが残ると口臭の原因、虫歯になります。
歯並びが崩れる可能性を防ぐ
親知らずは、一般的に10代後半から20代前半に生えてくることが多いです。
しかし、人によっては30歳、40歳で生えてくることもあるそうです。
矯正をしてせっかく歯並びが良くなっても、親知らずが斜めに生え、手前の歯を押し出し歯並びが再度崩れてしまった。なんてこともあります。
親知らずを抜くデメリット
抜歯後に痛みや腫れが出る
抜歯後に麻酔が切れると痛みます。場合によっては、大きく腫れが出ることもあります。
ブリッジ・入れ歯の土台が減る
将来ブリッジや入れ歯の土台として親知らずを利用出来るほか、移植に使うことがあります。
歯列矯正は子供のうちに?
「歯列矯正をするなら、子供のうちの方が歯茎も柔らかいしいいよ。」なんてこと聞いたことないですか?
確かに子供のころに治療を行うとメリットは多いです。
メリットとしては
・大人になってからの、矯正治療の期間を短縮することができる。
・顎の成長を助ける。
・将来的な虫歯のリスクが減る。
・舌の正しい位置を学ぶことができ、将来的に歯並びが悪くなる原因を減らすことができる。
など色々とあげられます。
ただ、子供の頃の歯列矯正はタイミングも難しいです。
全て歯が生えそろった、大人になってからでも決して遅くはありません。
大人になってからの矯正だと、親知らずを抜いたり、事前に計画を立てて矯正することも出来ます。
歯列矯正にかかる費用
矯正にかかる費用は、治療方法や期間、また場所によってもかなり違ってきます。
僕は運良く安めのところが見つかり、60万円ほどで済みました。
しかも期間による料金変動無し
治療が長くかかっても、短くすんでも費用は同じです。
最初にまとめて払い、治療が終わるまでの総額で60万円です。診察料も込みです。(通常毎回診察料などかかるところが多いです。)
ローンも組めますが、私はローンが嫌いなので一括で払いました。
治療方法はワイヤー矯正(表側)で金属のブランケットです。
画像は実際にワイヤーをつけたばかりの写真です。
ワイヤーは透明のものや裏側につけることも出来ますが、費用は加算されます。
見た目は多少目立ちますが金属ブランケットの方が安くなります。
すきっ歯なので、全体的に内側に引っ込めるような治療となりました。
毎月少しずつ調節して、歯を動かして行きました。
歯が動くので、治療後はめちゃくちゃ痛かったです!
もう初めの方は、歯に物が当たると痛すぎて、柔らかめに茹でたうどんが食べれませんでした(笑)
時間もお金も使い、痛みにも耐え治療を続けました。
そしてついに、約一年の治療の末
矯正器具が取れました!!!
「歯が綺麗で気持ちいい…!」
しかしこれで矯正は終わりではありません。
ほっておくと歯並びは元に戻ってしまいます。
写真にあるように、リテーナーという後戻りを防ぐ器具をつけなければいけません。
食事の時だけ外して、それ以外は常時つけた状態です。
これが中々喋りにくく、滑舌が長州力のようになります。
つけてる最中、水やお茶しか飲めないので大変です。
(つけたまま飲み食いすると虫歯の原因になります。)
飲み食いが終わった後は、歯磨きをしてリテーナーを自分でつけないといけないので、面倒で間食が減ります。最初だけ(徐々に慣れてくる)
リテーナーが終わると寝ている時にだけつけるマウスピースへと変わるそうです。
まだまだ数年かかります。
まとめ
・矯正器具の種類→金属ブランケット
・矯正器具からリテーナーに切り替わった期間→1年
・費用→全て込み込みで60万
・痛み→最初は柔らかめに茹でたうどんを食べるのもきつい。
以上。
歯は一生物なので、悩んでいる方は取り敢えず話を聞きに行きましょう。